- 2024/10/01
- 作業事例
1997年シボレータホ車検整備
車検でお預かりした97年式タホです。この型のタホは数が少なくなってきて弊社でも車検整備や修理する機会が減ってきてますね。一通り点検し今回はブレーキ廻りがメインです。フロントはパッド交換時に発見したのはキャリパーのダストブーツが破れていたためキャリパーのオーバーホールです。ダストブーツが破けていた為ピストンもサビてしまってます。ブレーキオイルもかなり汚れています。リアのブレーキもホイールシリンダーからオイル漏れとハブシールからもデフオイル漏れが確認できます。まずはハブシール交換からです。昔は散々やった作業ですね。今回はブレーキオイルもデフオイルも漏れてから、さほど時間が経っていなかったせいかブレーキライニングは無事でした。漏れが酷いとライニングにオイルが付着しリアの制動が出なくなり表面を削ってもライニングに浸み込んでしまっているのでライニング交換となります。ホイールシリンダーもオーバーホールし前後共にブレーキ廻りはこれで安心です。あとは特に大きな問題は無く、まだまだ長く乗れそうです。
takahashi