- 2020/08/06
- 作業事例
アウディT Tクーペ エンジン不調
アウディT Tクーペのエンジン不調修理です。
バキュームホースのヒビ割れからのエアーの吸い込みが原因です。
バキュームホースは負圧でホースがつぶれない様にゴムホースでは無くプラスチック樹脂で出来てます。
1本のホースにヒビが有るという事は他のホースにも同様の事が起きている可能性が高いのでエンジンカバーを外して全てのホースを点検し悪い物は交換してアイドリング振れや加速時の息付きは無事なおりました。
Endo
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アウディT Tクーペのエンジン不調修理です。
バキュームホースのヒビ割れからのエアーの吸い込みが原因です。
バキュームホースは負圧でホースがつぶれない様にゴムホースでは無くプラスチック樹脂で出来てます。
1本のホースにヒビが有るという事は他のホースにも同様の事が起きている可能性が高いのでエンジンカバーを外して全てのホースを点検し悪い物は交換してアイドリング振れや加速時の息付きは無事なおりました。
Endo
2015年エスカレードのエンジン異音修理です。まだ新しい年式ですがエンジンを掛けると金属同士が叩くようなイヤな音が出てます。早速、音の出どころを探していきます。音が出ていたのは左バンクからだったので開けて点検していきます。
原因が分かりました。
7番シリンダーのインテーク側のロッカーアームが遊んでます。OHVなのでプッシュロッドを介してロッカーアームを動かす仕組みですが、これだけ遊んでいたら音はするしバルブも正常に作動しませんね。音の発生箇所は分かったのであとは原因を見つけて修理していきます。原因はおおよそ目星はついています。
GMは燃費向上の為AFMという名称でエンジン負荷がかからない時には8気筒のうち半分の4気筒で走行できる気筒休止システムが搭載されています。日本で代表的な車種だと2007年以降のエスカレードやタホ・サバーバンなどに搭載されています。システムとしては素晴らしいですが電気的に油圧をコントロールして複雑なシステムになっている分トラブルも発生しています。年式的に10年近く経過した車両であれば、ある程度納得できますが今回の車両でトラブルが発生するのはチョット早すぎますね。このシステムを搭載した車両はオイル管理をちゃんとしましょうとなっていますが、自分はそれだけの問題では無い気がします。
それでは悪さしている部品を交換していきます。
シリンダーヘッドも降ろします。
やはり7番シリンダーの燃焼室が変ですね。外したついでにキレイにします。
ヘッドを降ろすと悪さをしていたバルブリフターが交換できます。
1番右のリフターが音の原因です。縮んだままの状態で固着してます。このリフターが伸び縮みをしてバルブをコントロールしてシリンダーを爆発させない仕組みです。ちなみにプッシュロッドとロッカーアームも変な当たり方をしてしまっていたので交換です。
あとは油圧をコントロールしているのがこのパーツです。
キレイに洗浄しオイルラインが詰まっていないか確認します。もちろんエンジン側もです。
あとはマニュアル通りに組んでいきます。
シリンダーヘッドの組み付けは規程トルクで締めた後に規定角度での増し締めなのでトルクレンチも角度検出機能のトルクレンチがないと厳しいです。
無事に音は消えランニングテストと診断機をつないでトラブルコードも入らず修理完了です。
takahashi
ブレーキローター交換です。
ブレーキを踏むと車全体に大きな振動があり、何事かと思うような状態でした。
近づいて見てみると…
よくここまで使いましたね。
スリットも薄くなってます。
割れてなくならなくて本当によかったです!
止まれない車は凶器ですからね。
Suzuki
コルベットスティングレーのエアコン修理です。
エアコンコンプレッサーから突然の異音と煙が出ました。
エアコンガス圧が異常に高くなりコンプレッサーがロックです。
高圧パイプに付いているオリフィスの詰まりが原因です。
エアコンの配管類をクリーニングしてコンプレッサーとレシーバータンクを交換してエアコンは調子良く冷える様になりましたがガス圧がまだ高いです。
当車両は電動ファンが2個付いており水温が高くなると回るシステムになっておりますがエアコンに連動してファンが回らない為システムを改善してエアコン作動時にファンが1個回る様にしました。これでガス圧も安定してエアコンの冷えめバッチリです。
Endo
H2のチェックエンジン点灯で入庫しました。早速コンピューター診断しトラブルコードを確認します。診断結果はEVAPシステム多量の漏れ検知でした。GM車のEVAPのトラブルは多いですね。今回のH2は2008年でエンジンが6.2LのモデルでしたがEVAPのシステムは改善されず前のモデルと基本的には変わってないみたいです。診断内容からセンサーやバルブ関係といった部品の不具合ではないのでスモークテスターにて目視で漏れいる箇所を探していきます。
スモークテストする時は診断機にてアウトプットコントロールして密閉状態を保ち漏れを確認するんですがどこからも漏れてきません。
スモークテスターでも漏れがないと左側のゲージの球が下に落ちている状態になります。現状、漏れが無いのに多量の漏れを検知してしまった原因を探します。診断機とスモークテスターをにらめっこしているうちに突然車体の隙間からスモークが出てきました。原因はコンピューターがベントバルブを閉める指示を出していても中のバルブの動きが悪くキレイに閉まる時と、完全に閉めきれない場合があるみたいで今回の様な事が起こったと考えられます。
原因が分かれば早速、部品を交換します。
交換後もう一度、診断機とスモークテスターで点検し無事に終了です。
takahashi
ハマーH2のフォグランプ・デイライトレンズの交換をさせていただきました。
向かって左のレンズが純正品の樹脂製レンズ。
劣化でレンズもリフレクターも白く濁ってしまっています。
向かって右のレンズが交換後のIPFのガラス製レンズ。
樹脂製レンズと違い、レンズの劣化もほとんどないので長く使えますね!
多少加工がありますが、純正レンズよりも部品が安いのでオススメです。
レンズ類が新しくなれば車が若返りますね!
suzuki
1997年式ダッジ・ダコタのオーバーヒート修理です。走行中は問題無いのですが信号待ちなどアイドリングで止まっていると、水温がどんどん上昇しオーバーヒートしてしまう症状です。お客様が自分でサーモスタットを交換されたんですが症状が変わらず入庫しました。サーモスタットが新品であれば他の原因を探していきます。ヒーターの効きも悪いので恐らく水の流れが悪い可能性があります。水の流れはウォーターラインが錆などで抵抗になっているかウォーターポンプがポンプの役目をしてないかが考えられるのでウォーターポンプを外してみます。
外したウォーターポンプを確認すると羽根が無くなってます。
ただの板になってます。これでは水を廻せないですね。ちなみに新品の羽根はコレです。
交換後、水温は安定しヒーターも効き修理完了です。
takahashi
先月にも同じ記事を書きましたがまたしてもH2のドアハンドルの破損です。前回と同じ様に外から開かなくなりお預かりした後は、やはりリンクが変な所に引っかかってしまい中からも開かなくなってしまいました。
前回の車両と同じで社外品のアウターハンドルだった為、劣化による破損だと思われます。
今回はマットブラックに塗装されていたので塗装し取り付けて完了です。
takahashi
Olya