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JKラングラーのオイル漏れ修理です。
3.6Lエンジンの良くあるトラブルですね。オイルフィルターケースからのオイル漏れで上から下に垂れてきています。上から見ると肉眼では確認できますが写真を撮ろうとすると中々わかりにくいので交換作業を進めます。フィルターケースはインテーク廻りからバラさないと交換できません。アッパーインテークをはずしロアインテークを外すとオイル漏れが分かりやすいです。
Vバンクの真ん中に溜まってます。
溜まったオイルを取り除き新品のケースを取り付けます。
左側のセンサーは油圧と油温で別売りですが油圧センサーも壊れる事があるので同時にセンサーも交換します。
車両に組付けインマニガスケット等も新品に交換します。
全て組付けオイルとクーラントを補充し漏れが無い事を確認し修理完了です。
takahashi
ベンツCLSのエンジン警告灯点灯修理です。
いつものようにコンピューター診断です。
原因は2個有りました。
1個目はO2センサーの不良です。V8エンジンの為左右2個づつO2センサーがついておりますが今回は右バンク後ろ側センサーの故障でした。
コンピューター診断は参考にしかなりませんので単体点検の結果ヒーター回路の断線が見受けられ為交換させていただきました。
2個目は右インテークカムシャフトアクチュエーターの不良でトラブルコードはP2088です。
このトラブルコードは原因が多数ある為一概にアクチュエーターを交換しただけでは治らない事有り最悪カムスプロケットの交換が必要になります。
ハーネス等の点検をしてコンピュータでアクチュエーターのデータを確認したところ異常が見受けられたためアクチュエーターを交換しました。
組付け後ランニングテストを行いましたがエンジン警告が点灯することは有りませんでした。
念のため再度少し長めのランニングテストをして問題無ければ修理は完了です。
Endo
お預かりしているハンヴィーの修理です。
走行中に異音発生後、停止して再始動不可といった症状です。
始動ができないので、まずスターターモーターを確認したところ、
ボルトが噛みこんでいました。
始動ができなかった原因はこれで解決ですが、
真の原因でないのは明らかです。
スターターモーターとフレックスプレートの間にはカバーが付いていますので、外からボルトが飛んできて噛みこむことはありえません。
隙間から見て怪しい箇所がありましたのでATを外して確認をします。
6本付いているはずのボルトが1本しか付いていません。
緩んで暴れてしまっていたようで穴も広がってクラックも入ってしまっています。
ボルトもフレックスプレートも在庫しておりましたので、
マニュアルの指示通り緩み止めを付け、規定トルクで締め付けます。
あとは順番通り戻していき、外したついでのゴムホース類は合わせて交換していきます。
異音も始動も問題ないことを確認して完了です!
suzuki
またまたハマーH3の修理です。
チェックエンジン点灯での入庫です。診断機の結果はサーモスタット不良と出ておりました。PCMが水温センサーの温度差を見ているのかエンジン始動後からの適正水温の到達時間を監視しているのか詳しい仕組みは分かりませんがサーモスタットが不良だとチェックエンジンを点灯させます。お客様にも報告すると確かに前と比べると水温計が低めでヒーターの効きもいまいちだったそうです。ひと昔前ならお客様からこのような症状を聞いてサーモスタット不良のお話をしてましたね。時代は変わりました。
早速、部品を手配し交換です。H3は左タイヤハウス内から交換します。
最近の車はサーモ交換もアクセスしにくくなってますがH3も中々、狭いです。
交換後ラジエター加圧テストを行い漏れが無い事を確認し水温計も適正値まで上がりヒーターも問題なく効くようになりましたので修理完了です。
takahashi
走行中に段差を乗り越えたらリアタイヤがおかしくなって自走不可というご連絡を頂き積載車にて入庫です。車両を確認すると左右のリーフスプリングのフロント取り付け部が折れホーシング自体が後ろにずれており当然リアタイヤも後ろにズレてライナーと干渉していました。こうなるとリーフスプリングAssyの交換です。車両をリフトで上げようとすると、どんどんホーシングがどんどん後ろにいってしまってタイヤが浮いてくれないのでホーシングをフレームで引っ張り交換作業に入るます。
パックリ割れてます。
弊社では初めての事例でしたので、通常はトラックの過積載や激しいオフロード走行でもしない限りリーフスプリングが折れるなんて考え難いです。 今回はリーフスプリングは日本国内にあったのがラッキーでしたがUボルトは曲がってしまっていたので再利用ができない状態でした。
Uボルトも日本国内に在庫はあったのですが今回の車両はホーシングとリーフの間にブロックを入れてローダウンされていた為、純正Uボルトだと長さが足りないのでアメリカからの取り寄せとなりました。
今回はさほどスピードが出ていなかったので、その他の部品も特に破損もなく事故につながらなかったのが不幸中の幸いです。これが高速走行時になっていたらゾっとしますね。
takahashi
フォードエクスプローラーのドアアウターハンドルの交換です。
右側フロントドア・リアドア共に交換です。
材質が金属では無くプラスチック樹脂の為経年劣化で弱くなったところに力がかかり
破損したようです。
作業自体は内張を外しての作業の為さほど大変ではありませんでしたがパーツの入手に苦労しました。
純正パーツが国内欠品で社外品が1個つづしかありませんでした。
フォードは日本から撤退した為パーツの入手にいつも苦労してます。
Endo
車検でお預かりしたハマーH2のエアサスのエアーバッグ交換です。かなりの頻度でコンプレッサーが動いているのと買い物なので戻ってくるとリアが落ちてしまっているとの事でした。リフトで上げて点検すると右側のエアバッグはエアーが抜けきって外れており完全にゴムが無くなっていました。
純正でしたので経年劣化ですね。2007年式なので既に18年経っていればゴムなのでしょうがないですね。ノーマル車高であればコイルスプリングにコンバージョンする手もありましたがローダウンの車両なのでローダウン用のスプリングを手配しても、ひょっとしたらリアが上がりすぎるか下がりすぎてしまう可能性もあったので従来通りのエアーバッグ交換で対応致しました。
エアーバッグのエアー漏れは車高を常に基準値に保とうとするのでコンプレッサーの作動時間が多くなり最悪コンプレッサーを破損してしまう可能性もあります。最近リアが下がり気味だったりコンプレッサーが前より頻繁に動く様でしたら一度点検をお勧めします。
takahashi
2011年式シボレーエクスプレスのブレーキ異音修理です。
走行するとゴーゴーと何事かと思うような大きな音がします。
間違えなくブレーキです。
フロント
リア
錆は出ていますが、表面だけ見るとそんなに酷くないです。
ですが、裏面を見ると
左が新品で右が付いていたもの。
外側から腐食が進んでいて、ブレーキパッドの接触面が少なくなってしまっています。
リアはこちら
既にブレーキパッドがなくなってしまっていて、
ブレーキパッドのバックプレートが直にブレーキローター当たっていました。
腐食によりブレーキローター自体も薄くなってしまっておりますので研磨ではなく交換です。
表面のブレーキパッド残量とも差を見ると、キャリパーピストン又はスライドピンの固着も考えられます。
安全の為、すべて交換です。
リアブレーキローターを開けてやっとわかるこちらも音の原因の一つと考えられます。
サイドブレーキライニングプレートが剥がれ、ローターの中で遊んでしまっていました。
全て組付け、ブレーキフルードのエアー抜きしランニングテストをして、
異音が無いのを確認して完了です!
suzuki