- 2015/10/16
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エンジン型式
並行輸入車の場合、特にアメ車は車体番号がダッシュボードの上面にプレートで貼ってありますが日本では使用できません。フレームの車にはフレームに打刻しモノコックはボディに陸自から指定された番号をポンチで打刻していました。
エンジン型式も同じです。メーカーでエンジン型式が打刻されていないとエンジンのスペックなどの資料を提出し陸自から指定された番号を打刻します。
車検証に玉(44)や神(42)から始まる車体番号やエンジン型式は予備検査を受けた時に打刻した番号です。
ただこれはチョット昔の話です。
現在はとっても楽になりポンチで打刻するのではなくシールに変わりました。シールになっても、ちゃんと封印のシールも貼ってあるので悪用できないようになってます。
車検証の国(01)から始まる番号はステッカーになってからです。
ただシールになってから、ちゃんと下地処理をしないで、いい加減に貼ってしまっている業者もいるみたいで剥がれてしまった車もあるみたいです。
今回たまたま見つけたH1エンジン型式のシールの貼り方もひどかったです。
しかもシフトリンクのブラケットです。エンジンとミッションの区別もつかない人がいるんですね。
仮に貼った人が素人だとしてもシールを貼った時に検査官も確認します。気づかない検査官もヒドイですね。しかもエンジン番号も車体番号も絶対に取り外しできない箇所に貼らなきゃいけません。
まぁ当然ですよね。
両端にボルトで止まっているにもかかわらずオッケーを出しちゃう検査官がスゴイです。