- 2015/08/31
- 作業事例
トレイルブレイザーPCM交換
引き続きトレイルブレイザーの修理です。
今度はPCMの交換です。車の脳みそみたいなもんですね。
交換するのは簡単ですがトラブルの原因がPCMだと判断するまでが大変です。
いきなりPCMの交換て訳にはいきません。PCMを交換しても元が治ってないと意味がないですから。
マニュアルを参考にし各センサーやハーネス類の点検はもちろん最近の車は色々とコンピューターで制御しているのでコンピューター同士がリンクしてデータを制御しているのでどんどん複雑になっています。
ただコンピューターで管理している以上コンピューターの診断器で、なにかしら答えは出てきます。その結果、今回はPCMにたどり着きました。
交換は簡単ですが、新しいPCMをつけてもエンジンはかかりません。
要は中身はカラの状態なのでプログラミングが必要です。
新しいPCMを取り付けてからGMからオンラインで車のデータをもらいます。
その為同車種のコンピューターがあったとしても付け替えてみてコンピューターが不良なのか判断はできません。
10分程度でプログラミングは完了です。
後は車種によって色々ですがテック2でセンサー類などの初期学習をして無事終了です。
takahashi